採寸・アプリ
スマホで机を測るには?iPhone・Androidの計測アプリ3選
Appleの「計測」、Androidの「定規, Ruler」「AR Ruler」を用途別に紹介。料金・対応条件と、天板厚やクランプの余白を測るときの使い分けをまとめました。
メジャーが手元になくても、スマホで机のおおよそのサイズを調べられます。iPhoneならAppleの「計測」、Androidで短い長さを見るならNixGameの「定規, Ruler」が候補です。 Androidのカメラで机全体を測りたい場合は、対応端末で使える「AR Ruler」も選択肢になります。
使う端末から読む:iPhoneの「計測」 / Androidの画面定規 / AndroidのAR計測
ただし、モニターアーム選びでは数mmの差が条件を分けます。当サイトでは、ARの値は配置を考える目安にし、天板の厚さや固定部分の寸法は実物の定規・メジャーで確認する使い方をおすすめします。
この記事は2026年9月21日に確認した公式ストア・公式サポートをもとにした紹介です。実機での操作性や測定誤差を比較したランキングではありません。選定基準は、測る対象が分かりやすいこと、公式の入手先を確認できること、費用や対応条件を判断できることです。
何を測りたいかで、使う道具を選ぶ
| 測るもの | 使い分けの目安 |
|---|---|
| 机全体の幅・奥行 | カメラを使うARアプリで概算。家具の購入・配置を確定する前にメジャーで再確認。 |
| 画面の長さに収まる小物 | 画面に目盛りを出す定規アプリ。使う前に実物の定規と目盛りを照合。 |
| 天板厚・クランプを置く平らな面 | 実物の定規やメジャーで、取り付ける位置を測る。 |
| モニターの重量・VESA | 型番から公式仕様・説明書を確認。長さを測るアプリでは重量や対応規格を判断できない。 |
アプリがmm単位で数字を表示しても、mm単位の精度を保証する意味ではありません。取付条件の上限・下限に近い場合は、都合のよい方向へ丸めずに測り直してください。
iPhone:まずはAppleの「計測」
机の幅や奥行を、写真と一緒に控えたい人向け。 Appleが提供する無料アプリです。同名のアプリと間違えないよう、開発元が「Apple」であることを確認します。App Storeの「計測」
手動計測は、カメラで周囲をゆっくり読み取り、測り始める点に中央の印を合わせて「+」、終点へ移動してもう一度「+」を押す流れです。写真撮影ボタンで結果を残せます。机の幅を測ったら、奥行も別に測って記録すると見返しやすくなります。
Appleは輪郭のはっきりした対象を端末から0.5〜3mほど離して測る方法を案内し、結果を概算としています。数cmの天板厚を、このアプリだけで確定する使い方には向きません。 縁のガイドや定規表示など一部機能には対応モデルの条件があるため、手元の機種については公式案内を確認してください。Appleの計測手順・対応機能
Android:短い長さなら「定規, Ruler」
カメラを使わず、画面上の目盛りで短い物を見比べたい人向け。 開発元はNixGame。公式説明ではcm・mm・インチの表示と校正機能が案内されています。Google Playでは広告ありのアプリとして掲載されています。Google Playの「定規, Ruler」
使う前に、実物の定規と画面の目盛りを並べて一致するか確認し、ずれる場合はアプリの校正機能で合わせます。そのうえで、小物の端を画面の0の位置にそろえ、反対側の目盛りを読みます。スマホ本体の縁と、画面の0の位置は同じとは限りません。 ケースの縁や画面との段差で対象がずれる場合もあるので、無理に押し当てないでください。
天板の厚さを横から見比べる補助には使えますが、机の下面にスマホが入らない、目盛りと天板を平行にできない、といった場所には不向きです。基準になる定規がなく校正を確認できない場合も、取付可否を決める値には使わず、後で測り直しましょう。机全体をスマホ何台分かに分けて測る方法も、位置ずれが積み重なるためおすすめしません。
Android:机全体の概算には「AR Ruler」
対応するAndroid端末で、カメラ越しに長い距離を測りたい人向け。 開発元のストア表示はGrymala apps。Google Playの掲載名は「AR 定規ツール –計画する巻尺とカメラ。メジャー計測アプリ」で、面を認識して距離などを測るアプリです。広告・アプリ内購入があります。無料インストールだけで必要な機能を使えるとは限らないため、利用前に機能の制限と料金画面を確認してください。Google Playの「AR Ruler」
公式説明はARCore対応端末を条件にしています。まず手元の端末でストアの対応状況を確認し、必要ならGoogleのARCore対応端末一覧も参照してください。対応一覧に載ることだけで、そのアプリの全機能が動くとは断定できません。
机の上面を認識させ、同じ辺の両端を指定して幅や奥行を調べる用途に使います。点を置く操作はアプリ内の案内に従い、終点が壁や床など別の面に乗っていないかを確かめます。天板厚や、机の裏の狭い隙間を決めるための第一候補にはしません。
ARでうまく測れないときに確認すること
GoogleのARCore資料では、模様のない白い机、暗すぎる・明るすぎる環境、ガラスなど透明・反射する面は、表面の認識が難しくなる条件として挙げられています。Androidで数値が安定しないときは、アプリの変更だけでなく、照明や測る面も確認してください。GoogleのAR環境ガイド
編集部としては、測る辺を片付け、端が見える状態でゆっくり動かしてから、同じ始点・終点を何度か測る使い方をおすすめします。結果が大きく変わるなら、その場所は物理的なメジャーへ切り替えましょう。同じ値が繰り返し出ても、正確さが証明されたわけではありません。
モニターアーム用には、この3か所を測る
アプリで机全体のサイズをつかんだら、購入前に固定位置を実測します。机全体の奥行が600mmでも、裏側のフレームまでの距離が短ければ、クランプを置けないことがあります。
- 天板の厚さ:実際に挟む場所の上面から下面まで。縁の飾りや斜めの部分ではなく、金具が当たる面を説明書の図と照合します。
- 端から障害物までの奥行:机の端から幕板・フレーム・配線トレーまでの、平らに使える範囲。上面と下面の両方を確認します。
- 取り付け面の幅:金具を左右に置ける平らな範囲。近くの脚や金具との干渉も確認します。
たとえばGH-AMDJ1の公表値は奥行100mm以上・幅95mm以上、GH-AMDX1は奥行・幅とも106mm以上です。「だいたい10cm」というARの表示では、この差を判断できません。 詳しい測定位置と出典はクランプの設置スペースを測るガイドにまとめています。
測った値を、条件入力に使う
記録には「厚さ25mm」「設置面の奥行100mm」のように、何を測った値かを書き添えます。cm表示なら、2.5cm=25mm、10cm=100mmです。机全体の奥行と、クランプ用の設置面の奥行を取り違えないようにしましょう。
アプリだけで確認した概算値は取付条件の確定値にせず、定規・メジャーで確認してから入力してください。 測れない項目は空欄で進められます。天板の材質・強度やモニターの重量は計測アプリからは分からないため、机・モニター・アームそれぞれの説明書も確認します。
アプリの配信状況、広告、料金、対応端末は変わることがあります。この記事のリンク先は公式ストア・公式資料です。インストール時には、現在の表示を確認してください。